ワークショップのお知らせ 「ハンガリー王妃の水」

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14世紀頃、老齢のため健康を害したハンガリー王妃エルジェーベトのため
痛み止めとして作られたと言われています。
ヨーロッパで最初のアルコールベースの香水。

ハンガリアンウォーターが最初に作られたのが具体的に
いつなのかは不明で、誰が作ったのかも定かではありません。
修道士または宮廷に仕える錬金術師ではないかとされています。
最初はローズマリーとライムをアルコールに漬けて抽出していましたが
後にラベンダー、ミント、セージ、マジョラム、モッコウ、ネロリ、レモンなども
加えられるようになったとも言われています。

中世ヨーロッパでは、香水だけでなく
治療薬として様々な用途に使用されてきました。
その有効性は17世紀、イギリスの有名なハーバリストにして薬剤師、占星術家でもある
ニコラス・カルペパーがラテン語から英訳した「ロンドン薬局方」にも記載されています。

「ハンガリアンウォーター(アルコールによる抽出液を含有)は寒さや湿度による頭の病、
脳卒中、てんかん、めまい、だるさ、手足の障害、神経症、リウマチ、イライラ、ひきつけ、
痴呆、昏睡、眠気、聴覚障害、耳鳴り、視力低下、血栓、感情の乱れによる頭痛に有効である。
また歯痛を軽減させ、腹痛、肋膜炎、食欲不振、消化不良、肝臓病、脾臓病、腸の病気、
子宮の収縮に有効である。また発熱にも効能があり高齢者であっても身体の機能を回復させる
働きがある(といわれている)。こんなにもたくさんの効能のある治療薬は類を見ない。
内服する際にはワインやウォッカに入れるか、こめかみや胸部に塗り鼻から吸い込むとよい。」

エルジェーベト王妃は、そのローズマリーが入った液体を塗ったとも、
飲んだともいわれていますが、その魔法のような水でみるみる元気になり
70歳を過ぎていた彼女に隣国ポーランドの王子がプロポーズしたという逸話があります。
このエピソードから、"ハンガリー王妃の水"と呼ばれ、”若返りの水”の別名も持ちます。

2月のワークショップではこのハンガリアンウォーターをイメージした化粧水と
同じブレンドのハーブティーを加えたソープを作ります。

ハンガリアンウォーターの当時の詳細な処方は門外不出だったのか
現在には伝えられていません。
ハンガリアンウォーターという名前で検索すると
ローズマリー、ペパーミンント、ローズ、レモンピール(オレンジピール)を
ウォッカに漬け込みオレンジフラワーウヲーターで希釈するというのが一般的なレシピの様です。
今回はレモンピールの光毒性を考慮し、代わりにレモンバームを使ったティンクチャーに
精油とオレンジフラワーウォーターを加えて化粧水を作ります。

これと同じブレンドのハーブで淹れたハーブティーを
石鹸素地という基材に混ぜ込んで、捏ねるだけで簡単に作れる
お手軽なソープも作ってみようと思っています。

2月 6日(木)18:30~6日は定員となりました。
2月13日(木)18:30~
場所:下北沢バブーシュカ@babooshkatka
料金:3,000円(お茶とお菓子付き)
持ち物:筆記用具、お洋服の汚れが気になる方はエプロンをご持参下さい。
お申し込みは、バブーシュカ 03-3412-7277まで

尚、材料の準備などがございますため、当日のキャンセルはご容赦下さい。
やむをえずキャンセルされる場合は料金の半額をお納めいただきます。
よくスケジュールをご確認の上お申し込み下さい。
*安全のため妊娠中の方、授乳中の方の参加はご遠慮いただいております。
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by himitsuno07 | 2014-01-08 17:37 | aromatherapy

秘密の庭のお庭番日記。小さな花や虫たち少女をモチーフに絵や人形を制作しています。


by いでぐちみわ