2014年 01月 05日
父のこと
母と私で部屋の片づけをしました。
古い写真の中から、私の父母の結婚写真が出て来ましたので
面白がってもらってきました。
ずっと、母とは似ても似つかないと思って来ましたが
こうしてみると若い頃の母と今の私が余りにも瓜二つで笑ってしまいました。
先日父の三十三回忌をしましたが、正確な父の命日はわかりません。
亡くなった年のお正月、山へ行って来ると出掛けそのまま帰ってきませんでした。
遺体が見つかったのは5月に入ってからで、おそらく1月6日頃に亡くなったであろうと
警察の人に言われました。
父が出掛けて行った時、家には私一人しかいなかったので
父は私に山での行程だの説明していきましたが
反抗期真っ最中だった私は、あんまり話を聞いていませんでした。
色々思い返して辛い時期もあったけれど、今では仕方なかった事と思っています。
仏教の教えでは、三十三年経つとどんな人も極楽へと行かれるそうです。
父も極楽から、バカな娘を仕方ないなーと見守ってくれているんじゃないかと
勝手な事を考えています。
小学生の時書いた作文がコンクールで一番を取り
それ以来あだ名が「さく一」だったという父は
生前、文章を書くのが好きで職場の仲間と同人誌などを作り
詩や小説を投稿していました。
仕事は障害児施設の教員で、書いている文章も
障害者の方やその周辺をめぐる題材がほとんどでした。
七回忌の折、書きかけだった父の小説「幻の雪」を
何とか本にまとめ、いらして下さった方にお配りしました。
実家にも山ほどあるんですが、もしご興味ある方がいらしたら
差し上げますが、いかがなもんですかね。
恥ずかしながら、高校生の時描いた私のカットが入っています。
昨年末、二年くらい前に図書館へ予約をしていた
近藤麻理恵さんの「片づけの魔法」の順番がついに回って来て
この冬休みは神様の思し召しと思い、思いっきり片づけ祭りを開催しておりました。
by himitsuno07
| 2014-01-05 20:50
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