2012年 08月 19日
雨上がりの街へ
最初に訪ねたのは新中野にあるギャラリー冬青http://tosei-sha.jp/で開かれている
齋藤亮一さんhttp://www.saitoryoichi.com/の写真展「如是」
今回の写真は20年前の作品との事で、黒と白のコントラストが際立つ
美しい写真の数々でした。
最近の齋藤さんの人間愛に満ち溢れた涙が出そうになる様な
温かくて優しい写真も大好きですが、
また違った魅力的な展覧会でした。
鏡のように澄み切った湖面に映し出される森の多彩な諧調、
懐に水を抱き銀色に輝く、風に波立つ草原、
暗闇の中から泡立つ白い波の飛沫、
見ていると背筋がピンとしてくるような緊張感のある写真、とても素敵でした。
8月25日(土)までです。
10月には新宿のコニカミノルタプラザギャラリーで
最近の写真の展覧会があるようです。
こちらもとても楽しみ(^^)
次に行ったのは北区にる北井画廊http://www.kitaikikaku.co.jp/で行われている[On oneself]scene2へ
こちらに参加している井村一巴さんhttp://www2.ocn.ne.jp/~kazha/とは前々からの知り合いで
彼女が高校生の時からお付き合いさせて頂いておりますが
最近のどうどうとした作品には、作家として充実しているのだなーと感心するばかりです。
セルフポートレイトに、ひっ掻き傷を付けていき美しい文様を炙り出していく技法
一巴ちゃんの声の様に繊細で切なくなる作品でした。
文様は時に植物のようであったり、銀河のようであったり、雨粒のようであったり
優しく一巴ちゃんを包み込んでいました。
こちらも25日土曜日までです。
その後、神保町のAMULETへ「くりくり#8」http://amulet-blog.cocolog-nifty.com/atelier/へお邪魔しました。
神保町という事でよく確かめもせず元お店のあった場所へ行ってしまったら
別会場での展示で、地図が貼られていました。
こういう時恐ろしく地図の読めない女になってしまう私。
さんざん迷った挙句、もう諦めて帰ろうかと思いつつ原点に戻り
今度は反対方向へ回ってみたところ、辿り着けました。
というか、すごい近くでした・・・トホホ。
みんなすごい可愛い作品ばかりで、疲れも消えホンワカいたしました。
22日水曜日までです。
本当はこの後、bunkamura galleryで行われている「Another」展へ行く予定でしたが
AMULETで迷いすぎて時間が無くなってしまいました(--;)
明日バイトの前に寄ろうと思います・・・。
by himitsuno07
| 2012-08-19 00:58
| art